もしいつの日か 僕を思い出すなら

V6に関する個人的備忘録*V6が大好きです…

想像すらも越えた世界へ

9/20(日)、V6の20周年コンサートに行ってきました。本来なら、公演自体の感想から書くべきなのだろうけど、この感情をまず書いておきたかったのでそれらはまた後ほど。

※以下、コンサートの内容に少しふれている記載があります。















行ってみて気づいたこと。
たまらなく6人が好きで、剛くんが好きです。

私が剛くんを好きになって今年で10年経ちました。
そして、今までで1番近い距離でした。
私は別にファンサやいわゆる神席は求めていない。近い分にはそりゃ嬉しいけど、それが全てではないし、6人がステージ上で輝いている姿を見れたらいいと思ってる。そもそも、コンサートでそんな良席に当たることはないし(舞台では前列はあるけど、それはコンサートとは別物だから…)自分には縁のない話だと思っていた。
コンDVDを観て、ファンの人がメンバーからファンサをもらっているのを微笑ましく思っていたし、もしメンバーが近くに来てくれたら…って勝手に想像するくらいだった。
そう、近くで会ってみたいという感情はあっても、それは私にとってはあくまでも想像の中の世界だった。特に考えたこともなかったのだ。

でも…今回、コンサートで目の前を自担が通った。想像ではなくて、現実となってしまった。
大阪公演に行っていたので、もしかしたらメンバーが来るかもっていう淡い期待はあった。でもそれは、淡い期待でしかなかった。

ところが、実際にメンバーが来た…最初は坂本くんが。
私はただただ目の前の坂本くんを見つめるだけだった。
間近でみた坂本くんの顔はとても綺麗でした。2次元から出てきたようなそんな印象を受けた。

これで終わりだろう、と思っていたら、またもやメンバーが来たのである。それも、自担が。

こっちに来るとわかった瞬間、頭がパニックになった。嬉しいと同時にどうしよう?、と困惑。テレビやDVDを観て、近くで会いたいと思っていたのに、いざ来るとこのテンパりようである…苦笑
とりあえず、うちわを片手に自担の名前を呼んだ。途中、目が合ったのかもしれないけど、頭が真っ白すぎて覚えてない…
とりあえず、両手を挙げて、少し微笑みながら「ありがとー」ってちょっとけだるそうに(悪い意味ではない)言いながら通り過ぎたことは記憶にある。
目の前を通ったとき、私の手のひらで剛くんの指を思わず触ってしまった。というか、挙げている剛くんの手を、手のひらで包みこむというかたちになった。次の瞬間、もう数メートル先にいる後ろ姿を見つめるしかなかった。
触れた瞬間、まともに立っていられなかった。近くで見た感動と触ったという衝撃で。
膝から崩れ落ちるってこういうことなんだなと実感した。
今でも思い出しては、息がつまって呼吸ができない…

終わってみて、
もっとアピールすればよかったかな?
左手を出せばもっとしっかりタッチできたのかな?
とかいろいろな後悔が渦巻いた。せっかくメンバーが近くに来てくれたのに、どんどん欲が出てきた。そんな自分が少し嫌になった。

でも、あのとき自分ができる精一杯のことはしたんだと思う。

もしかして、アイドルは同じ目線というか、同じ次元にいてはいけないのではないか、というような思いもよぎった。あくまでステージ上の存在で、別の世界に生きている人なんだ、と。だって、近くで見るだけでこんなにも精神がおかしくなってるわけだから。

でも、間違いなく、あの瞬間は幸せだった。それでいいじゃないか、って今は思います。

少しでもファンの近くに行けるように、と考えてくれたV6に感謝しています。記憶に残る思い出をありがとう。
私は大勢いるファンの中のひとりにすぎないけど、これからも応援していきます。